先天性の赤ちゃんの病気
ここでは、赤ちゃんのさまざまな先天性の病気をみていきましょう。
●先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)
股関節がずれたり外れたりする病気で、治療で治ります。
女の子に多い病気で、男の子の10倍以上の確立になっています。
種類は3種類あります。
・完全に外れている完全脱臼
・関節が外れかかっている悪脱臼
・股関節の上の部分の発育が悪い股関節臼蓋形成不全
脱臼が起きていても、赤ちゃんは痛みがなく泣いて訴えたりする事はありません。
症状は、ひざを曲げた状態にするとポキポキと音が鳴ったり、ひざを外側を向くように広げようとしたら開きが悪かったり、左右の足の長さも違います。
両方供に脱臼があった場合は、なかなか発見しずらい病気です。
だいたい3~4ヶ月検診の時に発見されるのが多いようです。
●先天性鼻涙管閉塞
ほとんどの赤ちゃんは、鼻涙管から鼻膣に通じる部分の膜が取れていますが、稀その膜が取れていない赤ちゃんがいます。
このような赤ちゃんは、涙が鼻に流れる事ができない為、目からあふれ出ます。
そうなると細菌が繁殖しやすく、目やにも多くなります。
この病気は3ヶ月程、眼科に通うと治るようです。
●先天性胆道閉鎖症
通常、胆汁は胆管を通って十二指腸に流れて腸内で栄養の吸収を助ける働きをしますが、この病気は胆汁が流れる管が詰まって腸ではなく肝臓に溜まってしまう病気です。
そうなると黄疸がたくさん出るので解り易いでしょう。
その状態が続くと肝硬変に繋がり、完治が難しくなり、肝臓移植をしないといけない場合があります。
この病気の原因はわかっていないのと、新生児1万人に1人の割合で発症しています。
生後2週間経っても黄疸が消えない場合は、医師の診断を受けてみた方が良いでしょう。